手汗を日帰りの手術で治療する動画

10分で日帰りで手汗の手術をしてしまうクリニックの医師の動画です。

3mmの胸腔鏡を利用した交感神経遮断の手術で、脇の部分からメスを入れて行い両手合わせて10分で終了します。

脇に3mmほどの傷が残りますが抜糸はないので当日から入浴が可能です。

手汗の手術の料金はこのクリニックでは保険適用でトータルで9万円くらいということです。

ETSとも呼ばれ正式名称は胸腔鏡下胸部交感神経遮断術と言います。

対象は成人のみで子供さんの場合は20歳まで手術はできません。

代償性発汗という手汗の手術を受けた後にでる副作用よりも酷い後遺症が怖くて心配な人が多いと思います。

確率としては代償性発汗は5%前後ともいわれていて、もし後遺症が残ると術前よりも手汗が増えたり他の部位の汗が大量になったりする症状です。

代償性発汗は障害者として認定されるほどの重症で障害者年金3級を取る人も少なくはありません。

このクリニックでも代償性発汗のリスクを考慮した上でどうするかを検討してくださいということでした。

手汗でなく頭部やその他の部位なら手術はしないでプロバンサインのような飲み薬で患者さんにまずは対応しますと書いてあったので、無難なのは薬なのでしょうか。

手汗の病気や原因について

症状としては手のひらに異常なほど汗をかく病気で日本では200人に1人はいると言われております。

正式な病気の名前は手汗ではなく手掌多汗症と呼び、症状によって3段階のレベルに診断されます。

  • 手のひらに汗が光る
  • 水滴ができる
  • 汗が滴り落ちる

手汗の原因としては健常者と患者さんでは汗線の個数や形状などは違いがないので、命令を出す脳から神経系の伝達によるものと言われております。

一般的に手汗の原因は「精神的に緊張した場合」に発生することが多く見受けられます。

運動や気温には関係ないことが多いです。

何かしらの神経の伝達で「緊張や不安」を感じた時に手汗が勝手に出る病気なのですが、医学的に原因は未だに判明してなく遺伝要素が強いというところまでしか分かっておりません。

もし心当たりのある方はご両親や親戚に同じような症状で悩んでいる人がいないかを聞いてみることで、生まれ持った先天的な問題かどうかが判明すると思います。

また世界では不思議なことに国によって手汗で悩む人が多いところと少ないところがあるようです。

イスラエルが少なくて中国が多いとかで、気候が寒い暖かいは関係ないようです。

手汗を止める方法で病院の薬はプロバンサイン

病院の皮膚科に掛かると手汗の薬として代表的に処方されるのがプロバンサインという神経伝達物質の働きを抑える抗コリン作用がある錠剤のものです。

元来は胃の痛みを止めるのに使ってたのですが、神経伝達において手汗を止める方法にもなることが分かり皮膚科では広く浸透していきました。

病院でなら1ヶ月分で1,500円、海外の個人輸入代行でネット購入で6,000円くらいの値段になります。

プロバンサインは副作用が強く多いことで敬遠されがちですが効果は確かなようです。

副作用としては、視覚障害・口が乾く・便秘など、また緑内障や甲状腺異常の人は病状を悪化させるので飲むことはできません。

手汗の薬としてプロバンサインを使ってよいかどうかを医師と相談してからになります。

特に服用後に「めまい」がするという口コミも多いので気分を害する用でしたら途中で服用を中止しましょう。

またクリームの塗り薬としては塩化アルミニウムが成分のものも処方されますが、アルミニウムは皮膚にとって異物の為にかぶれ等の副作用が起こります。

上図の上段がプロバンサインで下段が塩化アルミニウムのパースピレックスという塗り薬です。

その他にも手汗の原因は精神的なものなので抗不安薬を処方されることもあります。

手汗を止める方法でイオントフォレーシスによるドライオニック

病院の皮膚科によっては設置しているところとないところがあるのが、手汗を止める方法で電気分解を起こすイオントフォレーシスです。

仕組みとしては30分くらい手のひらに微量の電流を流すことで、手汗の原因となる細胞内のナトリウムの働きを弱めるというものです。

週に2~3回通院し続けなければ効果が切れてしまうがデメリットで、逆に何年も続けると慣れてしまい効果が薄くなってしまいます。

1回の通院で料金が1,000円くらいなので、イオントフォレーシスは月に1万円の費用ということになります。

通院の手間と費用を考えて自宅で出来ないかというのでネットで購入できる機器がドライオニックという商品になります。

この手汗を止める方法の薬や商品はアメリカのもので日本では販売していません。

ドライオニックは2万円~3.5万円(個人輸入代行業者にお願いすると高い)の値段です。

副作用としては手に水泡が出来たり、皮が捲れたりするという口コミもあります。

日本の厚生労働省が認可したものではないので万が一の症状が出ても自己責任になってしまいます。

ドライオニックが効果があるのか安全なのかをアメリカのAmazonで購入した人の手汗の口コミを見ましたが、累計で16人しかいなく過去に購入した人が少ないので信用性が薄い商品だと思われます。

小さいぶつぶつが多数出来て痛みがあるという場合は電流の強さを加減してくださいとのことです。

手汗に類似した病気のバセドウ病に注意

バセドウ病というのは甲状腺部分の自己免疫疾患で、多汗症の症状が出る病気でもあります。

単なる手汗かバセドウ病かを診断するのに血液検査で数千円で分かりますので「疲れやすい」「体重減少」なども伴うようでしたら病院で調べてもらいましょう。

年代的には特に若い女性に多く見受けられるようです。

 多汗症【薬局にある市販の薬】病院に行かずに改善



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