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第38号 2005年5月13日(金)


今日は、私の一番の友人ジル(アメリカ人)の活動を紹介したいと思います。

世界のボランティア

  世界の国々ではたくさんのボランティアが活躍しています。私は、JICA(ホームページ:www.jica.go.jp参照)という日本の機関の行っているボランティア事業の1つである「青年海外協力隊」に参加しています。
日本だけではなく、もちろん世界中の国にボランティア団体があります。私の1番の友人ジルは、アメリカ平和部隊(ピース・コー:アメリカ版協力隊!?)のボランティアです。制度面はもちろん考え方の面でも、私たち日本人ボランティアとは多くの違いを感じます。

彼女がやった活動の中で、私が1番好きな「世界地図」を紹介したいと思います。
何にもない壁、いやいや、でこぼこでぼろぼろの壁を想像してください。それを剥がすところからが、プロジェクト「世界地図」のスタート(左写真:はがしています)。そして、ペンキ塗りのおじちゃんの手をちょっとお借りし、壁の凹凸をなくしてもらい、きれいな白いペンキを塗ってもらいました。それからは再び、私たちの仕事。
まずは、背景の水色(海の色)を塗りました。ペンキは日本のものとは違っています。ここでは、白いペンキに着色するためのインクを数滴たらして違う色のペンキを作ります。
そして、いよいよ地図の下書きです。日本ならプロジェクターで投影(拡大)して、書き写すところですが、そんな文明の利器はあるはずもなく。大きさを決定してから、壁にグリッド線(正方形)を描きます。手元にある小さな地図にもグリッド線を描き、同じようなデザインに大きく描きます。英語で書かれた本なので、スペイン語に地名を直すのも一苦労。

いろんなハプニングが起きました。私たちが南米の国を全て知らない(?)ように、ボリビア人もアジアを知りません。日本は中国の一部だと思っている人がほとんどなのです。(多くの日本人が、ボリビアはアフリカにあると思っているようなものでしょう。)日本と中国を同じ色で塗ろうとしたり、「北方領土等、日本はどこまで?」という話になったり、「台湾は本当に中国?」とか、「シンガポールはマレーシアの一部なの?」とか、誰も知りません。誰も知らないと、こちらも「もしかして・・・」とだんだん不安になってきたり。一方、ジルに対しては、「アラスカは一国だ」と言い張る人がでてきたり。こんなとき何もないサンイシドロで役立つのが、文明の利器「パソコンソフト・百科事典」。これで、みんな納得です。

お別れ会

1番の仲良しジルとのお別れの日がやって来ました。ジルの帰国に際し、お別れ会が3回開かれました。私は彼女の隣の部屋に暮らしているため3回とも参加。1回目は、友人2名の企画によるもの。夜、バンドが家の前にやって来て、歌を歌い始め、どこからともなく、いろんな人が家にやって来てパーティーはスタート。ダンス、歌、そして恒例のケーキ。ここでは、ケーキを顔にぶつけるのが習慣です。いつも音楽は涙を誘います。
2日目は、同僚(学校の先生たち)によるもの。前日とは打って変わって、本当に楽しい夜でした。さすが小学校の先生だけあってか、ゲームづくし。なぞなぞ、とんち、メッセージリレーといった数々のゲーム。かなり盛り上がりました。罰ゲームもボリビアならでは。「尻文字」しか思い浮かばなかった私でしたが、アイデアがでてくるでてくる。
3日目は、家族みんなで最後の食事会・・・。これから、本当に寂しくなります。


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