第34号 2005年4月15日(金)

ど田舎で暮らす私の唯一の日常的な娯楽は、「テレビ」。テレビといっても2チャンネルしか映りませんが、映るだけでも、大満足。でも、いつまでたっても早くてわからないことが多く、あとで我家の親切なお父さんが説明してくれるのが日課です。

偽札

  先日、電話屋さんに行くと、電話屋のおばちゃんが「この番号を控えておきなさい」と。なにかと思えば、偽札の番号だとか。精巧な100米ドルの偽札がペルーから持ち込まれ出回っており、国家警察は国境、空港での取り締まりを強化しているそうです。
ここボリビアの通貨は、ボリビアーノス(Bs)、略して「ボリ」。写真は20ボリ札です(300円くらい)。ボリビアでは、米ドルも使われており、すぐに両替できます。スーパーでは、米ドルも使え、不思議な感じがします。1米ドル=8ボリ。1ボリ=15円くらい。ちなみに、学校の先生の初任給は、70米ドル(約1万円)ですから、ここでの100米ドルは結構な額といえます。
  100ボリ札の偽札を見たことがあります。お札の左上の「ボリビア銀行」の印刷の箇所が、「幸運銀行」と印字されているのです。思わず笑ってしまいますが、深刻な問題です。
大都市では、両替商のおじさんが街角におり、外国人である私たちには必ず声をかけてきます。手には札束のおじさんですが、両替をすると、数をごまかされることもあるとかないとか。日本の昔話の手口です。

★プチ哲学A:夢とは

「夢」。好きな言葉の1つ。私の部屋には、たくさんの習字が飾ってある。といっても、自分で書いた拙い字だけれど。その1つに「夢は大きく、根は深く」とある。相田みつおの言葉だ。「夢、持ってる?」、「10年後の自分を想像して動かないとだめだよ」。色々な本の中にいつもこんな言葉を見てきた。1番最近書いた自分のプロフィールの「夢」の欄には「カリスマ教師」とある。お世話になってきた先輩の先生のようになりたいと思ってきたし、今でも思っているからだ。そのプロフィール集の他のページには、「家庭を持つ」「楽しい人生」「好きな仕事の継続」「生涯旅行」「模索中」「ステキなお嫁さん」から「緒方貞子」まで様々ある。
年末、学校の子どもたちを対象に「将来の夢」についてのアンケートを行った。「医者」「弁護士」「教師」「看護士」と誰もが大きな夢を書いた。十数年前、小学生だった私の夢は、「ピアニスト」だった。それが、動物園の飼育係となり、数学教授となり、国連職員となり、国際協力の仕事をする人となった。国際交流・協力が盛んな学校に就職した私の夢は叶ったといえる。
以前、「夢」と「希望」は違うというようなことを言われたことがある。英語の授業で、wishとhopeの使い分けとして、前者は「夢」であって、叶わないかもしれないけれど、叶うといいなあというようなもの、そして、持ち続けるもの、後者は「希望」であって、実現可能なもの、叶えるもの。といったように説明されたように思う。じゃ、「夢」は叶えなくていいの? 叶わぬものなの? 
「夢」ってなんだろうなあ。考えても考えてもわからなくなるばかり。


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