![]()
| 第33号 2005年4月8日(金) |
![]() |
離着任式で挨拶をしてから、はや1年。今日、日本では入学式かなあと思いつつ、書いています。春は出会いと別れの季節。ここボリビアでも、先輩隊員が帰国しました。別れは、いつも本当に辛い・・・。でも、帰国する隊員の顔は、誰もが輝いています。いい活動をされたのだろうなあと思います。私も帰国まであと1年を切りました。
★プチ哲学@:存在価値とは
「私、どうしてここにいるんだろう?」「何やっているんだろう?」。そういえば、こんなふうに考え始めたのは高校時代ごろからだったように思います。あの頃は、受験やら恋人のことやらで悩んでいたような。いつまでたっても、悩みの本質は変わらないのかもしれません。
先日、隣県の会議に行くにあたって、同僚を1人連れてくるように事務所から言われました。大事な会議だったので、校長に話をする前に、1番信頼できる同僚に相談しました。すると「私が行く!」と言い出しました。その同僚は大病を患っており、長旅できる体ではありません。「長旅だから」と言っても、「今はこんなに元気だし、大丈夫」の一点張り。でも、様態はいつも急変するため、私は「行こう!」と言うことができませんでした。その話を日本の友人にすると、「存在価値だよ」と言われました。もう先があまり長くない自分ではあるけれど、会議に行くに値する存在であることを確かめたかった。そうかもしれません。確かに、誰よりもやる気があって、前向きなのはその同僚なのです。
帰国していった先輩隊員の1人が、見送りに行けなかった私に空港から電話をかけてくれました。(感激しました。)その先輩隊員にとって、私の存在価値はあったのだと言えるでしょう。でも、存在価値は他人が決めること? 人任せだといつもしんどくなります。自分の期待がどんどん膨らむばかりだからです。最近の私の悩み。日本にメールをいくら書いても返事が来なかったり、どんなに時間をかけて手紙を書いても、日本に届いていないのか、なしのつぶてだったり(手紙を頂いている方には失礼な言い方でごめんなさい)。目の前に電話回線も郵便局もある環境にはないためか、「私の気持ちを全然わかってない!」と、本当にイライラしたり、悲しくなったり。また、自分自身に対する苛立ちもあります。例えば、このお便りを送付するには事務所の許可が必要なのですが、手続きがおっくうになって、溜め込んでしまったり、送付するのもおっくうになっていたり。ホームページを作成しようと思っても、インターネットがなかなか使えないので、結局そのまま。結局は、メールもお便りも自己満足のために書いているのかしらんと考え始めました。読んでもらいたいという思いももちろんあるのですが。(とはいえ、私も日本にいたときは、忙しさにかまけてメールの返事なんて一切書いていなかったことを棚に上げて言っているのですが。)
時間に余裕ができてくると、色々なことを考えます。この2年間は、そんな貴重な時間も頂いているのでしょう。バス料金、一体いくら?
大都市に行くと、ミクロと呼ばれる小型バスに乗ります。ほとんどが、日本の幼稚園やスポーツセンター、魚屋、旅行代理店等々の名前の入った小型バスです。
ボリビアでは、道路封鎖やストが時々起こります。現在ボリビアは渡航禁止(JICA関係者は業務目的外)になっていると、エクアドルの友人に言われました。地域差は大きいですが、都市はときどき危険な状況になります。これまでバス料金は、1.50ボリ(20円くらい)でした。ガソリンの値上げにより、バス会社は、2ボリ(30円)にすると言い出しました。そこで、市民は猛反発。運転手組合と警察が衝突し怪我人もでました。結局、運転手組合と市側が1.60ボリで妥協し、ストは解除。友人は「1.50ボリ渡せばいいのよ」と言うけれど、運転手には「足りん!」と言われるし。一体いくら払えばいいのか、いつまでたってもわかりません。