第30号 2005年3月18日(金)

やっと復帰!? 初めて「日本に帰りたいなあ」と思った入院から1ヶ月あまりがたとうとしています。というわけで、1ヶ月ほどこの「ボリビアから朝のリレー」も休刊しました。お見舞いに来てくれた仲間や同僚、メールをくれた友人や家族の存在に感謝。本当に泣けた日々でした。

初めての田園生活K〜初めての入院〜

2月初頭のある日のこと。学校でなんとなくお腹が痛くなりました。今日は、食欲もないし、お昼ご飯はうどんにしようと思って、卵を買いに行きました。スーパーオキナワ(都市にある日本食スーパー)で買った貴重なうどんの麺を開封。「やっぱり日本食は最高!」と一緒に暮らしているアメリカ人と共に昼食をとりました。でも、気分の悪さが続くので、ちょっと一眠り。そして夕方、頭がガンガンしてきました。熱を測ると38度。そして、測るごとにどんどん上昇。普段は目もくれない「健康管理ハンドブック」を開くと、「シャーガス病」の症状!? ここサンイシドロはシャーガス病の流行地なので、やばいかもと思いつつ、「熱が出たときは1日様子を見ること」と書かれてあったので、明日の朝まで様子を見ようと思って眠りにつきました。

そして、次の朝。熱を測ると39.5度。もうダメだと思って、事務所へ電話。バスで5時間の都市の病院へ移動する体力も気力ももちろんなく、隣市の病院へ行くようにとのアドバイスを受け、乗り合いタクシーで隣市へ。頭がボォーっとしつつも、救急窓口へ。「即入院」と言われたのが悲劇の始まりでした。診断は、腸チフス。

点滴を受け、徐々に、熱は低下。次の日には、ようやく自分の状況を考えられるようになりました。血管が細い(?)ため、点滴がうまくいかなかったり、静脈炎を起こしたり。1日に7〜9回の注射は体にこたえました。また、病院に電話もないため、だんだん寂しさは募るばかり。
入院4日目。体力的に移動もできるようになったので、大都市の病院へ。腸チフスではなく、サルモネラ感染ということで、薬を処方してもらいました。とはいえ、電子辞書「マイペディア」によると、「サルモネラ菌とは、腸内細菌科サルモネラ属の細菌の総称で、腸チフス菌、パラチフス菌等がある」そうです。腸チフスとサルモネラ感染は、家族みたいなものでしょうか。

数日間の入院及び療養の後、サンイシドロの自宅へ帰りました。リオのカーニバルとも肩を並べる(?)南米3大祭りの1つである「オルロのカーニバル」へ行く予定も水の泡。そんな気力も吹っ飛んでいましたが、友人宅で共にテレビを何時間も眺めました。

学校へ行く気力も、ご飯を作る気力も体力もない日が続きました。これまで下痢にも一切無縁でやってきたのが不思議だったのかもしれません。ちょっと体力が落ちていたことやら、断水になって卵を触っても手を洗わなかったことも原因だったと考えています。

冷静に考え直すと、断水になっても、飲み水とトイレの水を気にする程度で、調理用の水のことをほとんど考えていませんでした。食器洗い洗剤を購入し、布巾も自分用を用意しました。断水時の対策としては、(調理をしなくても食べられるように)レトルト食品を購入しました。
  大雨が降ると川の水が濁り、川からのフィルターに土やら石がつまって水が通らなくなるので、断水になります。雨季はもうちょっと続きます。やはり、「水」は大事。日本はどうして、あんなにきれいな水が山程でてくるのか不思議なくらいです。


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