第3号 2004年7月30日(金)高山病から回復。しかし、消化不良の日々は続く。
360度写せないのが残念
すり鉢状の首都ラパス

現在、私たち23名は首都ラパスで語学訓練を受けています。1ヶ月間、ボリビア人家庭にホームステイしながら毎日学校へ通っています。ラパスは、スペイン語で平和(La Paz:laは冠詞で、pazが平和という名詞。the peaceという感じでしょうか)を意味します。ボリビアは、南米で最も貧しい国の1つですが、比較的治安のいい国だと言われています。しかし、スリは日常茶飯事。つばをかけられたり、バッグを切られたりした隊員仲間も少なくありません。バッグは必ず前に持つ、一人で出歩かない、夜遅くには絶対外出しないなど、日本よりはちょっと気を遣う生活を送っています。

私たちが1ヶ月だけ滞在するここ首都ラパスは、大きなすり鉢状の町です(右図・写真参照)。三角錐を反対にした形の上部には、日干し煉瓦の家々、中央部にはコロニアル建築の家々、そして、底辺には高層ビルが立ち並んでいます。上へ行くほど貧しい人々の家で、すり鉢の一番上には人口40万人もの人々が暮らすエル・アルト(空港付近)と呼ばれる町が誕生し、質素な掘っ立て小屋が並んでいます。ラパスのどこからでも、空を見上げると、雪をかぶったイリマニ山(6402m)の霊峰とアルティプラーノの青い空が広がり、まさに壮観です。

典型的なボリビア人の過ごし方

 

私たち語学訓練生の1日の食生活
〜8:30
朝食(ジュースとパンなど)
9:00〜11:30
朝のクラス
12:30〜14:30
昼食(超豪華)・・・自宅にて!
15:00〜17:30
午後のクラス
20:00ごろ
簡単な夕食(お茶とクッキー)

非効率だなあと思うとき、「私って日本人だなあ」と思います。でも、同時にこんな暮らし方もあるんだなあとも思います。ボリビアでは、昼食をとても大切にします。大学生も会社員も、皆家に帰り昼食をとります。私たちの語学学校でも、授業は5時間しかないのに、昼休みが朝のクラスと午後のクラスとの間に3時間半もあります。私の家から学校までは徒歩20分ぐらいです。1日に2往復もするなんて、非効率だなあと思います。お昼休みを短くし、授業が早く終わり自由時間になった方がもっと時間を有効利用できそうな気もしますが、「郷に入れば郷に従え」という言いつけどおり、毎日、3時間半の昼休みを堪能(!?)しています。昼食は家でとったり、家に友人を招待したりされたり。私のホストマザーは友人が多いため、頻繁に友人宅へ招待されます。気圧が高いことも手伝って、毎日ヘトヘトです。

☆本屋にて☆
ボリビアでは、何もかもが(悪く言えば)非効率。良く言えばのんびり。ボリビア人の口癖は、「!tranquira!(穏やかにね)」かもしれません。

数日前、本屋さんで辞書を買いました。お金を払おうとカウンターに並んでから、誰もいないのに本を買い終えるまでの所要時間約10分。買う手続きは、まず、@お店の人に値段を教えてもらい、紙に書いてもらいます(本はその店員さんに預ける。写真のお兄さんがその人)。A料金所へ行き、お金を払い、自分の名前入りの領収書をもらいます。Bそして、本の受けととりカウンターで、領収書を見せて本を受け取ります。文具店でノート1冊買うためにも同様の手順を踏まなければならず、tranquira(穏やか)にならざるをえません。

 

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