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| 第27号 2005年1月14日(金) |
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休暇も終わり、いよいよ仕事再開。来週は、保護者の方が来校され、入学及び進級手続きをします。日本では生徒経由で書類を提出するだけですが、ここでは保護者が来校の必要あり。ちょっと面倒です。
初めての田園生活J〜狂犬病〜
また、友人が噛まれました。犬にです。私たちは犬に噛まれると 24時間以内にワクチンを打たなくてはなりません。なぜなら、「狂犬病」という恐ろしい病気のある地域に住んでいるからです。日本では犬とは無縁の生活だった私ですが、今は犬に囲まれた暮らし。ここサンイシドロには山ほど野良犬が暮らしており、日常的に危険にさらされています。我家の犬は予防接種済みです(写真参照)が、ほとんどの犬は予防接種を受けてはいないようです。
狂犬病は、発症すると確実に(!)死亡する非常に恐ろしい病気。ボリビア全土の発生件数は 361件(ヒト狂犬病7件、動物狂犬病354件:2004年11月末までの統計)。狂犬病ウイルスに感染した哺乳動物(犬や猫など)に咬まれ、傷口からウイルスが侵入することで感染します。狂犬病の潜伏期は3週間から2ヶ月。症状は、不安感、頭痛、発熱、恐水発作(水を飲もうとすると痙攣を起こす)。発症すると約2〜6日間で、ほぼ100%死亡するそうです。訓練中に見た狂犬病のビデオは一生頭から離れないほど恐ろしいものでした(一般公開はされていません)。私たちは、日本でも予防接種を受けていますが、予防接種を受けているからといって発症しないわけではないそうです。
咬まれたときはどうするか? まず流水でよく洗い、消毒・治療、ワクチン接種( 2回)。こんなとき、近くに病院がないと大変心配です。また、加害動物の観察も同時に行います。加害動物が観察不可能か死亡した場合は、予防接種を5回受けなくてはなりません。
予防方法は、咬まれないように注意するしかないのですが。心構えとして言われていること。できるだけ近寄らない、油断しない、石を投げる、肌を露出しない等。また、発情期(現在)は特に注意をするようにとのことです。
ボリビアの病院事情
友人が入院しているため、病院へ行く機会が時々あります。訪れた都市及び都市近郊にある2病院の様子を紹介したいと思います。
まず病院に着いて、ちょっと不思議に感じたことがあります。「○○さんのお見舞いに来たんですけど」と尋ねると、日本なら看護士さんは病室の番号を教えてくれます。でも、ここでは、ベッドの番号を言います。「○号室ですよ」ではなく「○番のベッドにいますよ」と。いつも、「そのベッドはどこにあるの?」と思わずにはいられません。面会時間は、朝 2時間、夕方2時間、食事時間を挟みます。
そして、いつも感じること、それは日本の医療の高度さ、そして、病院の環境の良さです。医療のレベルについては素人の私にはよくわかりませんが、私の暮らすサンイシドロには診療所があるだけです。だからこそ、体にはくれぐれも気をつけるように注意されています。もっともっと田舎に住んでいたら、診療所に行くのにさえ、何時間かかります。
病棟の環境については、かなりの差を感じます。日本の大抵の病院には、来客用の椅子があり、立派な(?)病院になると、冷暖房完備、テレビ、棚、ロッカーがあります。電気も使え、ベッドも自動で上げ下げ可能。友人の入院する病院は、大都市の大病院ですが、ベッドの上げ下げは手動、テレビはおろか、椅子さえありません。そのため、自宅から椅子をいくつか運び込んでいます。必要な患者さんに対しては冷暖房の完備はされていますが、階段や廊下はうだるような暑さ。
(日本でも同じことですが)病気のときは、本当に家族の支えの大切さを感じます。友人宅の家族は、本当に温かい家庭で、いつも感心及び感動します。ご両親は教師、学生である妹さんたちが交替で泊まって療養中の友人の面倒を見ています。友人の家族を見て、たくさんのことを学びます。反省することばかりです。