第24号 2004年12月24日(金) 

日本は、いよいよ冬休み。ここボリビアでは夏真っ盛り。夏休みも中盤になりました。ボリビアで1番大切な日「クリスマス」の到来です!!

メリークリスマス(Feliz Navidad)!!

(1) 「クリスマス」 とは、なんぞや?
日本の「クリスマス」は、(一般的に)友人や恋人同士で過ごす、ちょっとロマンチックな日です。24日のクリスマス・イブにプレゼントを交換したり、ケーキを食べたり。小さい頃は、朝起きると枕元にサンタさんからのプレゼントがありました。ちょっとしゃれた家の子どもたちは、英語で書かれた手紙が添えられていたというのを聞いたことがあります。
それはさておき、今年のクリスマスは、同僚宅に招待され、同僚の家族と過ごしました。クリスマスって、(本当は)何の日だか知っていますか? 実は、「キリスト降誕祭」。(「降誕(こうたん)」とは、君主・聖人などがこの世に生まれ出ること。)英語Christmasは、「キリストのミサ」の意味。ちなみにスペイン語ではナビダッド、フランス語ではノエルです。クリスマスは、キリスト教徒にとって最も重要な日で、家族と過ごします。
「日本では何するの?」と聞かれるとき、宗教とは関係のないお祭り的な感覚で過ごしてきた私は、少し肩身の狭い思いをします。キリスト教国ではない日本にクリスマスが定着したのは、デパート等が商戦の一環として宣伝に努めたためだそうです。小学校1年生のときから週に2時間ずつ宗教(キリスト教)の授業を受けてきたボリビア人にとって、「正月には神社に初詣に行き、春秋の彼岸には寺に墓参りをし、クリスマスにはケーキを食べ、プレゼントをする」日本人が理解できないのは、無理もないように思います。

(2) 「クリスマス」 の 習慣
24日午後に友人宅を訪問しました。お母さんの指揮の下、家族総出でご馳走作り。ケーキ、エンパナーダ、夕食・・・。準備に、ヘトヘト。
ボリビアでも、日本のようにクリスマスの数日前からクリスマスツリーを飾ります。日本と違うのは、クリスマスツリーのそばには必ずイエス・キリストの誕生の様子を再現したミニチュアを置きます。お店や食堂、レストラン等でも同様でした。当日の習慣として、大人にはクリスマスカードを送り、子どもにはプレゼントを送ります。クリスマスカードは、封筒から出してクリスマスツリーに飾ります。プレゼントは、ツリーの下に相手の名前を書いて置きます。同僚の甥にあたる4歳のジョアウ君は、サンタクロースに「トラックが欲しいなあ」と手紙を書き、ツリーの下に置いていました。

私は、同僚宛とご両親宛にクリスマスカードを書き、また、4人の子どもたち(1歳〜4歳)には、折り紙とちょっとしたプレゼントを持っていきました。聞いていたように、カードは飾られ、プレゼントはツリーの下に置かれました(上写真参照)。
そして、夜中の0時。「クリスマス・おめでとう!」と言って、1人ずつ抱擁しあい(抱擁は日常的な習慣)ます。ツリーの下に置いたプレゼントは、名前が書かれているので、それぞれが受け取ります。ジョアウ君(4歳)は、「サンタクロースからプレゼントが来たよ!」と大はしゃぎ。残りの3人の子どもは水疱瘡で部屋から出られず少しかわいそうでした。近所では、花火が鳴り響きます。そして、庭に用意された食卓につき、シャンパンを飲み、ケーキを食べました。
「家族の愛」を感じた心温まるクリスマスでした。


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