第22号 2004年12月10日(金)

何か行事があると、必ず「日本ではどうなんだ?」と聞かれます。選挙があると、選挙のことを根掘り葉掘り・・・。いつも自分の無知さを思い知らされます。さらに、自分の少ないボキャブラリーの中で表現することのなんと不便なことか。ちょっとドギマギしながらも、日本の代表であると自分に言い聞かせ、自分なりにがんばっている毎日です。

5年に1度の地方選挙

12月5日(日)は地方選挙でした。ボリビアの選挙は5年に1度。選挙日は、公共機関及び私的機関が閉鎖。治安機関(軍・警察)、緊急病院、選挙管理委員会、空港は営業OKだったとか。大都市からバスで5時間離れた私の村(?)では、朝からガヤガヤとなにやら賑やかな1日でした。

今回の選挙では、ここの郡(provincia)の市長を選びました。市長候補者は5名です。市長を投票し、政党別の投票の分布によって、自動的に議員(定員5名)が決まります。
ここの村の投票所は、私たちの学校。日本のように体育館はないので、屋外で投票します。人口1500人の村の半数は子どもたちなので、有権者(18歳以上)は700人程度。いつも投票率は50%程度だそうです。朝8時から午後4時までの投票、即日開票です。テレビ局がここの村にはないのに、知る人ぞ知る情報の速さに驚かされました。
手順として、まずは受付で身分証書を見せ名前の確認をしてもらい、自分の投票するブース(上写真参照)へ行きます。そこで、投票用紙をもらい、投票したい人にチェック(この国では「×」をつける)して、投票箱へ。

日本との1番の違いは、投票用紙。日本なら、投票用紙に政党名や被選挙人の名前を書くけれど、ここの投票用紙は、候補者の名前と写真と政党名がカラー(政党の色)で印刷されています。字が読めない人にも、字が書けない人にも対応しているとか。投票したい人にチェックをするだけでOK(左写真参照:政党名・写真・名前・チェック欄がある)。間違うことはなさそうです。

政教分離されていないためか、選挙前は学校でも生徒に選挙の演説をしたりして、驚いたことでした。生徒には、「私の担任に投票してよ!」と頼まれたり・・・。私はボリビア人じゃないから選挙権がないんだよと言うと、子どもたちは納得した様子。地方分権化が進んでいるためか、選挙によって、役所で働いている人は総入れ替えになるとか。学校にもその影響が及ぶとか及ばないとか。どうなることやら、まだわかりません。

子どもたちは今!

休暇に入った子どもたちは果たして何をやっているのでしょうか? 休み中の宿題は全くありません。皆、遊びほうけているか? そうでもないようです。1ヶ月半の間、家事を手伝ったり、農業を手伝ったり。今はとうもろこしの収穫期なので、我家の子どもたちは農場で収穫の手伝いをしています。親元を離れて暮らしている子どもたちは、親元で休暇を過ごします。ボリビアで最も大事なクリスマスがやってきます。クリスマスは、日本とは違って家族と過ごします。サンイシドロ出身以外の人は、実家へ帰っていきます。一方、ここの村に実家がある人々が休暇のため、帰ってき始めました。大抵の村人が顔見知りのこの村なのに、今は知らない人ばかりです。あいかわらず、ここに暮らす子どもたちは元気に挨拶してくれます。


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