第21号 2004年12月3日(金)

同期の隊員を訪ねてスクレに学校見学に行ってきました。サンタクルスからバスで16時間。ボリビア南東にある古都です。1991年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されたことや、近郊の壁には恐竜の足跡の化石が残っていることで、最近は新たな注目を集めており、町は多くの観光客でにぎわっています。

白い町スクレ

スクレは4つの名前を持つ都市。「白い町」「お金の町」・・・そして、「スクレ」。実は、憲法上の首都です。ポトシ銀山を管理するための市として、行政上の重要な都市だったそうです。

1825年に、この地で、スペインからの独立宣言が行われ、1839年、首都に制定。1900年代に入って、政府の中枢がラパスに移るまでボリビアの政治の中心でした。現在は、政府の諸機関はラパスに移されて、最高裁判所があるだけですが、植民地時代に銀のもたらした財力をつぎ込みたてられた建築物がとても美しい町です。屋根はオレンジ、壁は白。全ての家がこの色に統一されていて、本当に綺麗。ゴミをゴミ箱へ捨てる習慣がない国と聞いていたけれど、スクレはどうやら違うようです。ゴミはほとんどなく、気候が穏やかで、ボリビアの中で1番の観光地のようです。欧米からのたくさんの観光客に会いました。

見所は、自由の家(casa de libertad)。独立宣言文の調印が行われた場所です。また、植民地時代や独立当初の歴史を物語る建造物が多数残っています。教会もたくさんあって、美しいことこの上なしです。スクレは、ボリビアNo.1のお勧め場所になりました。

ポトシ銀山

ポトシはスクレからバスで3時間のところにあります。「ポトシ銀山」は中学の地理(?)で習ったはず。誰もが名前は知っているけれど、それがどこにあるのかはあまり知られていません。実は、ここボリビアにあるのです。世界で最も高い位置にある都市です。確かに、ちょっと息苦しい感じ、真夏なのにかなりの寒さでした。

1545年、ポトシ山に大銀脈が発見され、16世紀、世界一栄えていた町だと言われています。スペイン人は、銀の採掘にのみ気をとられ、銀鉱脈が尽きると同時に立ち去り、あとは枯れ果てた町だけが残ったそうですが、20世紀になり地下資源が見直され、現在は活気を取り戻しつつあるそうです。観光客も多く、銀山ツアーに人気があるようです。また、露天風呂があるそうで、日本人ならまた訪れたい場所です。

ここも、1987年にユネスコ世界遺産に登録されています。殖民地時代を通じて、銀山の町として栄えたため、今も、町並みはその面影を色濃く残しています。しかし、今では、ボリビアのお金はスペインで作られています。そういえば、日本もお札が変わったとか。浦島太郎になりつつある自分が恐ろしい。ちなみに、どこへ行っても人気があるのは、日本の5円玉。穴が開いている硬貨はなかなかない(全然ない?)ため、見せるととても喜ばれます。


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