第11号 2004年9月24日(金) ノミ100!

 サンイシドロへ来て、ついに1ヶ月。1ヶ月分の家賃を支払ったり、食費を支払ったり。領収書を書いてもらうのも一苦労。領収書を買って、カーボン用紙も買って。「普通、大家さんが準備するものなのになあ」と思いつつ、私たちの「普通」が通用しない異文化生活。後でトラブルになり兼ねないことは、自分で手を打っておかなくてはなりません。色々なことが結構面倒。でも面白い! 気がついたら1ヶ月。あっという間に時は過ぎていきます。

ボリビアの祝祭日(左はボリビア共和国旗)

ボリビアには、日本にはない面白い祝祭日や記念日がたくさんあります。例えば「友情の日」「女性の日」「国旗の日」・・・。その日はちょっとしたお祝いをします。「友情の日」には、友人間でカード交換を行います。前の週になると大々的にカードやちょっとしたギフトが売り出されます(バレンタインの友情版のような感じ)。「女性の日」には、男性教員がちょっとした食事を用意します。「国旗の日」はパレードが行われたり。「犬の日」には、狂犬病の予防接種が行われたり(日本にもある!?)、動物愛護保護団体が新聞に「犬を愛そう!」とキャンペーンをしたり(ボリビアでは、狂犬病や蚤(ノミ)の問題があるため、日本の犬ほど愛されている動物ではない!?)。「生徒の日」には、先生がクラスの生徒全員にご馳走をかまえてきました。ある先生はケーキ、ある先生は鳥の唐揚げ、ある先生はサルテーニャ(パンの中に賽の目に切ったジャガイモや人参、お肉等々がはいった、私がボリビアで1番好きなファーストフード的な食べ物)。全て先生の手作り。私もたくさんのおこぼれに預かりました。6月には「先生の日」もあるとか。生徒が先生のために、ダンスをしたり、何かを作ったりするそうです。まだまだ先ですが、楽しみです。

生徒の日

9月21日は祭日や記念日の重なる日。「春分の日」でもあり、「生徒の日」でもあり、「愛の日」でもあり、・・・と何でもありのボリビア。「生徒の日」ということで、9月21日より3日間、運動会が開催されました。国旗の色が3色だから(!)、チーム分けも3チーム。ちなみに、ボリビアの国旗の色は、上から赤・黄・緑(上の写真参照)。それぞれ、独立闘争で流された血・豊かな資源鉱物・森林資源を表しています。中央の紋章は、ポトシの丘やコンドルなど、ボリビアの州を象徴するものが描かれています。ボリビアの人々は、国旗を本当に大切にしていて、この3色が大好きです。運動会といっても、日本の小学校のような赤白帽はもちろんなく、自分のチームの色のはちまき(紐やリボン)を買って頭に巻いても良し、その色のTシャツを着ても良し。全身赤の子もいれば、全身緑の子もいるという状況でした。

1日目・2日目は球技大会。サンイシドロ校で親しまれているサッカー、バスケットボール、バレーボールが行われました。試合がないときは、各チームの応援合戦。サッカーは女の子たちも大好き。私が生徒の時代には、女子は全くサッカーをやらなかったので、ここに来て生まれて初めてのサッカーを体験しました。とはいえ、ここのグランドは全面コンクリートなので、「転んだらどうしよう」といつも恐れを感じます。また、学校には、各競技のボールが1個ずつしかないので、上達は難しいんだろうなあと思います。でも、ここの子どもたちは、バスケットが上手。一方、バレーボールは私のレベル。かなり下手です。日本の学校には、ボールは山ほどあり、体育の時間にサーブやレシーブの練習をペアでやったりしていたけれど、日本では豊富にある学校所有の物(ボール)がここにはほとんどなくて、日本の学校は物質面で本当に恵まれているんだなあと色々な場面で感じます。

3日目は、市営運動場へ行き、100m走、200m走、400m走、1000m走、さらに、自転車レースも行いました。○○mといっても距離は適当ですが、かなり盛り上がりました。応援歌があって、それぞれのチームが応援をします。こんなとき、ボリビアの子どもたちは本当に積極的で、年齢関係なく仕切りたい子がみんなの前にでて、応援を始めます。頼もしいなあと感じたことでした。


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