先に述べたように、今年のボリビア社会の現状は決して平坦なものではないように思われますが、その反面当国は天然資源(特に天然ガス、石油、鉄鋼、その他)肥沃な広大な土地、等を所有しています。国民レベルで、それらの資源の開発及び活用についてコンセンサスが得られれば事態は一変する可能性もあります。
さて、ボリビア日系社会においては、日本人ボリビア入植100周年記念式典を1999年6月に挙行したことによりボリビア国に住んでいる日系人の団結を深め日系人団体間のネットワークを確立しました。
さらに、汎米日系人大会を2003年7月に当国にて挙行し、汎米日系人との繋がりを深めました。
一方、沖縄移住地では入植50周年記念祭典が2004年8月に挙行され、メサ大統領、米大使、稲嶺沖縄県知事、その他多数方々が参列され、沖縄移住地の功績を讃えました。
サンファン移住地においては今年の8月に入植50周年記念式典を挙行することになっております。
さらにサンタクルス市においては2006年10月にサンタクルス市中央日本人会創立50周年を挙行するために準備委員会を発足させ着々とその準備に取り掛かっております。
このように、ボリビア日系人(先人達)は、想像に絶する苦難を乗り越えて現在の地位を築き上げました。“日本人は、正直、勤勉”と言う大きな財産(信用)をボリビア社会において獲得しました。その根底には日本文化が大きく寄与したことは疑いの余地がありません。
私達は、ボリビア社会において日系人の特色(日本文化)を活かしモザイク文化で構成されているボリビア国の文化との融合を図り、よりよいボリビア国民の繁栄のために努力する責務があると思います。
私達の今後の課題は次世代(ボリビア日系人)に日本文化を継承し、両国の文化(多様性に富んだ)を持ち合わせた人材育成にあると思います。それを実現するには日系社会の将来像を模索し、組織(日系団体)レベルでそれに向け取り組む必要があるのはないでしょうか。
最後に、会員の皆様のご多幸と繁栄をお祈りいたします。 |