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子どもたちの歌声を聞きながら、一人一人の顔を見ながら、幸せな人生を歩んでほしいと思いました。「子どもは宝物」。誰でもそういうけれど、本当の幸せを真剣に考えて実践することはもっと厳しいことです。
コロニア・オキナワの子どもたち。彼らの将来を真剣に考えるのはこの社会の大人たちの責任です。子どもたちにどんなふうに育っていってほしいのか、どんなふうに移住地のこの社会をひきついてほしいのか。
先日、サンファン学園の先生のご尽力で、移住地の子どもたちの意識調査をしました。その結果にはちょっと考えさせられました。
日本語の学習については、『日系人として大切だから』以外に、『学校の科目だから』『親が勧めるから』という理由が大きな位置をしめています。で、将来の日本語学習については『機会があれば学習したい』という消極的な希望が一番多く、半数以上の子どもがそう答えています。なのに、将来は『日本語をいかした職業につきたい。』と90%以上の子どもたちが答えています。第一日ボ校はなんと98%です。ところが、その内容といえば、『わからない』という生徒が3分の一。『その他(不確実)』と答えたものとあわせると半数を超えています。職業の内容についてはあまり実感がなく、なんとなく「日本語をいかせれば・・」と考えているようです。何よりショックなことは、『お父さんのあとを継ぐ』という答えはオキナワ全体で3人しかいないことです。「日本へ行って働きたい。」という答えはヌエバ工校で6人、第一日ボ校では0でした。
この結果から浮かび上がってくる『オキナワ子ども像』を、考えてみました。「日系人として大切だし、親も薦めるから日本語を学習している、でも、中学校を卒業したら勉強しないかもしれない。将来はボリビアで日本語を生かして働きたい。でも、それは何なのかよくわからない。」といったところでしょうか。いろいろな面で非常に消極的で、自分の意思をしっかり持っていない気がするのですが・・・・・。
来年は入植50周年。未来のオキナワは? オキナワの子どもたちは?
アフガニスタンのカルザイ議長が言いました。「国の復興には教育が一番大切。人が育っていなければ、その社会は決してよくならない。人を育てるのには長い時間がかかる。一刻も早く始めなければ・・・・。」
盛大な送別会、ありがとうございました。みなさんのご厚情に感謝しています。