コロニア・オキナワ 


                                              2002年 6月

未来をになう子どもたち

 

 

 

 

 


                        発行者 堤 千代子

甘え? 甘やかし?

 

 

 

 

生まれて()すぐの赤ちゃん(あか)を、まずお母さん(おかあ)抱かせる()産婦人科(さんふじんか)お医者(おいしゃ)さま。

この方法(ほうほう)は、赤ちゃん(あか)(こころ)安定(あんてい)のため。

そう、子ども()お母さん(おかあ)(むね)暖かさ(あたた)鼓動(こどう)(こころ)がいちばん落ちつく()のです。それはけっして赤ちゃん(あか)だけのことではありません。いくつになっても子ども()はやっぱりお母さん(おかあ)(むね)大好き(だいす)です。さすがに中学生(ちゅうがくせい)になると照れて()お母さん(おかあ)にくっついたりはしませんが、本当(ほんとう)はやっぱり(はだ)のぬくもりを求めて(もと)いるものです。子ども()はお母さんに抱かれて()いたいと思って(おも)いるのです。(なか)にはお父さん(おとう)(ほう)心地(ここち)いいと感じて(かん)いる()もいるかもしれません。いずれにしても子ども()大人(おとな)暖かさ(あたた)感じて(かん)いるときが一番(いちばん)安定(あんてい)しているときです。自分(じぶん)対する(たい)愛情(あいじょう)感じて(かんじて)いる一番(いちばん)心地よい(ここち)ときなのです。まだまだ甘えて(あま)いたいのに(おとうと)(いもうと)生まれて()十分(じゅうぶん)甘えられない(あま)子ども()が、いろいろトラブル(とらぶる)起こす()ことはよく知られて()います。

最近(さいきん)お母さん(おかあ)お父さん(おとう)忙しすぎて(いそがし)愛情(あいじょう)感じられなくて(かん)落ち着かない(おちつ)子供()増えて()います。子ども()たちは、(おや)十分(じゅうぶん)愛情(あいじょう)感じられない(かん)とき、大小(だいしょう)いろいろな問題(もんだい)起こします()。それが表面化(ひょうめんか)しないで長い(なが)(あいだ)放って(ほお)おかれるととんでもない心身症(しんしんしょう)原因(げんいん)になったりもします。

甘えたい(あま)。」この気持ち(きも)全く(まった)ない人はほとんどいないでしょう。(ひと)誰か(だれ)愛されて(あい)いることを実感(じっかん)していたいものです。子ども()(なに)かを与える(あた)という物質面(ぶっしつめん)ではありません。ほしいものをどんどん買い与えたり(かいあた)自分(じぶん)でするべきことに()貸したり()しすぎるのは「甘やかし(あま)」で、決して(けっ)子ども()のためにはなりません。一緒(いっしょ)遊んで(あそ)やれないからものやお金(おかね)与える(あた)。これは最低(さいてい)です。(こころ)部分(ぶぶん)での愛情(あいじょう)確かめ(たし)(ひと)安心(あんしん)して何事(なにごと)にでもがんばれる原動力(げんどうりょく)です。()握る(にぎ)だけでもいい、(よこ)座って(すわ)(かた)抱きながら()お話し(おはな)するのも効果的(こうかてき)でしょう。(とく)にひどくしかった(あと)などは、ゆっくり子ども()愛情(あいじょう)示しながら(しめ)話して(はな)やることが大切(たいせつ)です。

 こうした親子(おやこ)営み(いとな)が、子ども()成長(せいちょう)本当(ほんとう)精神的(せいしんてき)(ちから)になり、子ども()大きく(おおきく)なって、社会(しゃかい)誘惑(ゆうわく)受けた()とき、また一人(ひとり)自立(じりつ)していくときの大きな(おお)支え(ささ)になるのです。

 

お父さん(おとう)お母さん(おかあ)、ときどき子ども()たちを抱きしめてます()か?「おまえが大好き(だいす)だよ。」って語りかけて(かた)いますか。(おや)子供(こども)愛して(あい)いるのは当たり前(あたりまえ)だとばかり、子ども(こども)突き放したり(つきはな)していませんか。

お父さん(おとう)お母さん(おかあ)のけんかが子ども()不安定(ふあんてい)一番(いちばん)原因(げんいん)ですよ。注意(ちゅうい)注意(ちゅうい)

                       



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