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生まれてすぐの赤ちゃんを、まずお母さんに抱かせる産婦人科のお医者さま。
この方法は、赤ちゃんの心の安定のため。
そう、子どもはお母さんの胸の暖かさと鼓動で心がいちばん落ちつくのです。それはけっして赤ちゃんだけのことではありません。いくつになっても子どもはやっぱりお母さんの胸が大好きです。さすがに中学生になると照れてお母さんにくっついたりはしませんが、本当はやっぱり肌のぬくもりを求めているものです。子どもはお母さんに抱かれていたいと思っているのです。中にはお父さんの方が心地いいと感じている子もいるかもしれません。いずれにしても子どもは大人の暖かさを感じているときが一番安定しているときです。自分に対する愛情を感じている一番心地よいときなのです。まだまだ甘えていたいのに弟か妹が生まれて、十分に甘えられない子どもが、いろいろトラブルを起こすことはよく知られています。
最近、お母さんお父さんが忙しすぎて愛情を感じられなくて落ち着かない子供が増えています。子どもたちは、親の十分な愛情が感じられないとき、大小いろいろな問題を起こします。それが表面化しないで長い間放っておかれるととんでもない心身症の原因になったりもします。
「甘えたい。」この気持ちの全くない人はほとんどいないでしょう。人は誰かに愛されていることを実感していたいものです。子どもに何かを与えるという物質面ではありません。ほしいものをどんどん買い与えたり、自分でするべきことに手を貸したりしすぎるのは「甘やかし」で、決して子どものためにはなりません。一緒に遊んでやれないからものやお金を与える。これは最低です。心の部分での愛情の確かめは人が安心して何事にでもがんばれる原動力です。手を握るだけでもいい、横に座って肩を抱きながらお話しするのも効果的でしょう。特にひどくしかった後などは、ゆっくり子どもに愛情を示しながら話してやることが大切です。
こうした親子の営みが、子どもの成長の本当の精神的な力になり、子どもが大きくなって、社会で誘惑を受けたとき、また一人で自立していくときの大きな支えになるのです。
お父さん、お母さん、ときどき子どもたちを抱きしめてますか?「おまえが大好きだよ。」って語りかけていますか。親が子供を愛しているのは当たり前だとばかり、子どもを突き放したりしていませんか。
お父さんお母さんのけんかが子どもの不安定の一番の原因ですよ。注意、注意!