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「自分のためなんだから、しっかり勉強しなさい。」
子どもたちにこんなこと言っていませんか。「おまえのことを思って言っているんだから。」「勉強しておかないと君が損をするんだよ。」なんてね。
確かにその通りなんだけれど、これってほんとうに説得力があると思いますか。 人は、目的がはっきりしていて初めて努力に精がでるというもの。好きなことなら誰にいわれなくとも、それ自体が楽しいのだからいくらでもやるけれど、好きでもないことに一生懸命に取り組むには、目標や目的、理由というものがいるでしょう。
多くの子どもたちはそんな風にいわれて、勉強が何となく大切なのはわかる、でも、「本当に必要なの?算数はお買い物に役に立つし、国語は手紙を書いたり、新聞が読めないと困るからなぁ。でも、理科や社会、音楽なんて何の役に立つのかなぁ。英語なんて、アメリカへ行くことがなければ必要ないんじゃないの。」って思っているのです。
「しまった。勉強しておけばよかった。」「大学、高校へ行っておけばよかった。」って思ったことが一度もない人は、順調に人生を歩んできた人か、成り行きのままに生きてきたかどちらかでしょう。「英語さえもう少しがんばっておけば、あのときもっといい人生もあったんだ。」「やっぱり、大学へ行っておけばよかった。」という悔しさを感じたことのある人は、私の周辺でもずいぶんいるのです。そういう「しまった。」「くやしい。」を子どもたちに語っていますか。押しつけるのではありません。子どもたちにはそういった具体的な「学習」「学歴」の必要性がなかなか理解できないものです。自分のこと、友人の例など具体的な話題で、社会で生きていくこと、職業と勉強との関係を子どもたちに教えたいものです。子どもに押しつけるのではなく、時にふれ話題にしたいものです。
人生は必ずしも夢や希望通りにはならないものだし、何かのきっかけがその人の人生を決めることもある。でも、いろいろな分野で努力をしておくことで、チャンスや可能性は無限大に広がります。実際には、日系人のボリビア社会への進出はなかなか難しい。だからこそ、一生懸命に学習して強くたくましく切り開いていってほしい。かつてジャングルを切り開いてここまで開発をした先輩たちのたくましさを子どもたちの中にも育てたい。安定した幸せな生活のためには、形は違うけれどまだまだ開発の必要がある。この現実の厳しさを私たち大人が認識して、子どもたちに生きる知恵と、夢や希望を語りましょう。そのための勉強の大切さを語りましょう。そして、お父さんお母さんも、本を読んだりニュースをみたりすると、子どもたちへの説得力はもっと大きくなるのです。
新学期が始まって2か月。そろそろ疲れもでる頃です。子どもたちの生活のリズムは大丈夫でしょうか。特に小さな子どもたちにとって、早いうちに生活のパターンを作ることは、健康のためにも学習効果のためにも大切です。早寝早起き、朝ご飯、家庭学習の時間、テレビの時間制限、お手伝いなど、我が家のルールも決めて、家庭の生活のパターンを子どもたちと一緒に話し合ってはいかが?