コロニア・オキナワ 


                                              2002年 2月

未来をになう子どもたち

 


                            発行者 堤 千代子

 

あなたのご家庭では
7:3 それとも 6:4?

1月(1がつ)15日(15にち)、日ボ会館で成人式(せいじんしき)がありました。たった4人(4にん)しか参加(さんか)できなかったけれど、いい(しき)でした。一方(いっぽう)本国(ほんごく)沖縄(おきなわ)ではお酒(さけ)飲んで()大騒ぎ(おおさわ)逮捕者(たいほしゃ)()たとか。

 あれはごく一部(いちぶ)青年(せいねん)で、ほとんどの若者(わかもの)はいやな思い(おも)をしていたにちがいありません。あのような若者(わかもの)生んだ()背景(はいけい)(なん)でしょうか。第二次(だいにじ)世界(せかい)大戦(たいせん)ですべてを失った(うしな)日本人(にほんじん)多く(おお)は、一生懸命(いっしょうけんめい)にがんばりました。その結果(けっか)、ほんの2,30年で復興(ふっこう)どころか世界(せかい)屈指(くっし)経済(けいざい)大国(たいこく)になったわけです。なにもない時代(じだい)から(なん)でも()入る(はい)時代(じだい)へ、大きく(おお)豊か(ゆた)になった(なか)で、苦労(くろう)体験(たいけん)した大人(おとな)たちは「この苦労(くろう)子ども()たちにはさせたくない。」と思った(おも)にちがいありません。でも、多く(おお)(ひと)たちの子育て(こそだて)方向(ほうこう)がちょっと間違った(まちが)私たち(わたし)感じて(かん)いるのです。子ども()を「大切(たいせつ)育てる(そだ)こと」と「子ども()(あま)やかす」ことは全く(まった)ちがいます。多く(おお)(おや)たちが「子ども()苦労(くろう)をさせたくない」を「子ども(こども)のほしい(もの)(なん)でも与える(あた)」「子ども(こども)望む(のぞむ)ことはすべて満たして()やる」に、「民主(みんしゅ)主義(しゅぎ)子ども()意見(いけん)大切(たいせつ)にする」を「こどものいいなりになる」とかんちがい、というか、はき違えて(ちが)しまったのです。その結果(けっか)我慢(がまん)をすること

 

知らない()子ども()たち、「なにをしてもいいんだ」と責任(せきにん)のない自由(じゆう)主張(しゅちょう)する若者(わかもの)たちがたくさん育って(そだ)しまった結果(けっか)(いま)日本(にほん)です。あの青年(せいねん)たちです。

 (いま)日本中(にほんじゅう)が「子ども()育てる(そだ)」「教育(きょういく)」ということに真剣(しんけん)取り組み始めた(とりくみはじめた)ばかりです。

 ここ、コロニアはどうでしょうか。40数年前(すうねんまえ)、なにもないジャングルを切り開いて(きりひらいて)苦労(くろう)苦労(くろう)重ねて(かさ)ここまで開発(かいはつ)進みました(すす)電気(でんき)水道(すいどう)、ガス、一通り(ひととお)生活(せいかつ)基盤(きばん)ができて、生活(せいかつ)落ち着き始めた(おちつきはじ)(いま)子ども()のこと真剣(しんけん)考えてます(かんが)か。甘やかして(あま)いませんか。

 ある教育(きょういく)学者(がくしゃ)は、子ども()6叱(6しか)って、4ほめなさい。小さい(ちい)(あいだ)7叱(7しか)って3ほめるくらいでもいい。」言って()います。子ども()社会(しゃかい)のしくみや厳しさ(きび)教える(おし)のは大人(おとな)責任(せきにん)です。野生(やせい)動物(どうぶつ)世界(せかい)だって、(おや)子供(こども)厳しい(きび)姿勢(しせい)臨みます(のぞ)子ども()厳しい(きび)社会(しゃかい)生きぬいて(いき)ほしいからです。

 「子ども()はほめて育てる(そだ)」といいますが、それは日頃(ひごろ)から、だめなことはだめ、我慢(がまん)をすること(など)をピシリと指導(しどう)していて初めて(はじ)「ほめことば」がいきるわけです。叱る(しか)ことは「怒る(おこ)(はら)立てる()」こととはちがいます。大人(おとな)として日頃(ひごろ)から毅然(きぜん)と「だめ」と言いましょう()。そして、いいことを発見(はっけん)したらオーバー(おーばー)にほめてあげましょう。いいことと悪い(わる)ことをはっきりして、それを態度(たいど)見せる()こと、言葉(ことば)語る(かた)こと。これは大切(たいせつ)家庭(かてい)のしつけです。

 さぁ、あなたのご家庭(かてい)では「叱る(しか)」ことと「ほめる」こと、6:4 

 まさか 0:10 なんてことないでしょうね。  


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