JICA日本語学校生徒研修参加者帰国作文

                           
日本へ研修に行って
池田 美里

  私は1月9日から2月7日まで日本へ研修に行ってきました。その一ヶ月という時間の中で、私は多くのことを学びました。
  日本に着いて初めて思ったことが、『日本はすごいな。』ということでした。どこを見てもごみ一つ無く、周りにあるものはすべてきちんと整備されていて、すごいと思いました。
  私が研修の間お世話になった横浜のJICAセンターには移民資料館や体育館、インターネットルームや図書館などがあり、夜景がきれいでとてもいい所でした。
  日本に着いた次の日、ブラジル、ペルー、パラグアイ、そしてボリビアの研修生みんなで自己紹介をしたり、研修について説明を受けたりしました。アルゼンチンの研修生は空港で問題があり日本に行くことができなくなり、研修生35人全員が集まったのは、私たちが日本について一週間がたってからでした。
  私は日本に行く前は、違う国の人と仲良くできるかがとても不安でした。その気持ちは、研修生全員同じだったようです。でも、二日目には仲の良い友達もでき、色々な勉強や体験を一緒にしているうちにみんなと話ができるようになりました。そして、日がたつにつれ、友達がふえ、仲良くなり研修が楽しくなっていきました。
  みんなでそれぞれの国の文化の違いや、学校のことを話し、移住の歴史を紙芝居にして発表したりしました。とても大変でしたが楽しかったです。
四日間、群馬県へ行き、プロジェクトアドベンチャーという「色々な遊びを通して助け合い、力を合わせて、あることをやり遂げる」ということを体験しました。たとえば、その一つが一列になって一番前の子以外は、目かくしをして、前の子だけをたよりにゴールへ向かうというものでした。私たちは「右に曲がって、今度は左」という声をたよりにどうにかゴールまでたどり着くことができました。その中で私たちが学んだことは、友達を「信じること」と「一人はみんなのために、みんなは一人のためにがんばること。」です。
  群馬県では、その他にも雪を見たり、雲の上で寝たり、みんなでお風呂に入ったり、ボリビアではできないようなことをたくさん経験することができました。
  体験入学では、授業を受けたり、部活に参加したり、日本の中学でやりたいと思っていたことを体験することができました。しかし、あまりクラスの人たちと仲良くなることはできなかったので、中学校に行っている間中「早くセンターに帰ってみんなに会いたい。」と思っていました。
  ホームステイでは、親戚の人やいとこたちに会い、とてもよくしてもらいました。短い時間でしたが、楽しかったです。
  こうして、日がすぎていき、帰国する日がちかづいても、私はみんなと別れるということが信じられませんでした。しかし、空港に行き、ペルーとアルゼンチンの人たちと別れるとき、みんなが泣いているのを見てはじめて「もうお別れなんだな。」と実感しました。
  私は、この研修に参加するができて本当によかったと思います。違う国に住んでいても、この研修で出会うことのできた友達のことを忘れずに、また日系人であるということを誇りに、日本語を大切にしていきたいです。
  研修でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました。




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