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JICA日本語学校生徒研修参加者帰国作文(3名)
私の宝
サンタクルス日本語普及学校 藤原 あいか
日本へ行くってどんなに嬉しい気持ちだろうか。私は今この嬉しさの意味がわかるようになりました。
今年、正月が終わって間もなくJICAの日本語学校生徒研修で日本へ行くことになりました。私は、嬉しさで空に飛び上がりそうな気持ちで、まったく信じられませんでした。そして、出発の日を待ちながら「早く行きたいなあ」と、思っていましたが、心配や困ることもたくさんありました。日本語がどのぐらいできるのか、日本は厳しい国だろうか、友達がつくれるだろうか悩みました。
でも、その出発前に、おじさん達が家に来て、
「あいか、日本でがんばるのよ。日本はとってもいいところよ。買いたい物をたくさん買うのよ。」
と、言ってくれました。その言葉で私は勇気が出てきました。そして、
「みんなありがとう、日本へ行ってきます。」
と、元気よく言いました。
翌日の朝、空港で父母と別れるときに涙が少し出ましたが、
「だめ、強くならないと。弱虫でいたらだめ。」
と、思って涙をふき一緒に研修に行く知花歩君と木村圭佑君と一緒にゲートをくぐりました。
サンパウロの空港では、JICAの人の指示であちこちの研修生37名全員が一箇所に集まって、空港で6時間も待ちました。
カナダに着いたら、グループに分かれて色々な店に入って買い物したり、食べたりしました。その後、トランプをしたりして、みんなと遊びましたが、引率の先生から「うるさい」と言われるくらい、みんなで大笑いして楽しかったです。
いよいよ飛行機に乗って、
「あーこれから日本への長い旅行が始まる」
と、わくわくしました。飛行機の中で
「日本はどんなところかな」 「日本で何ができるのかな」 「日本の雪、自然、町などがみたいな」
と思っているうちにあっという間に時間が過ぎて、日本に着きました。
「わー日本だ、日本だ」
と、叫びながら長い旅の疲れが飛んでいくようでした。
JICA横浜センターでも、沢山の楽しいことが体験できました。研修生全員で、一緒に食事をしたり、体育館でスポーツをして、ズボンがやぶれそうになったこと、みんなとバレーをして楽しく笑ったこと、カラオケで歌ったこと、全部全部忘れられない思い出になりました。
体験入学では、仲尾台中学校へ一週間通うことになりました。日本人の生徒と共に生活をすることができて学校では色々な部活をしたり、新しいことを沢山覚えたりしました。でも、一番嬉しかったことは、みんなが私に優しくしてくれたり、一緒にお弁当を食べたり、沢山遊んだりしたことです。日本の学校では、いじめが多いと聞いていたので、少しこわかったけどみんなはとても優しくしてくれ、驚きました。
別れる日は、本当につらくて
「ボリビアさようなら、もう一回絶対日本へ来いよ。」
と、言ってくれました。その時は、涙が出そうになったけど、私は日本へ行く前から泣かないと心に決めていたので、みんなとは笑顔で別れたかったけど、最後は、笑顔でいることが苦しくみんなにもう一度「ありがとう」と、大声で言って別れました。本当に仲尾台中学校のみなさん、ありがとう。
体験入学が終わって、ホームステイでは、おじさん達といとこ達に初めて会うことができたのです。ものすごくかわいい、いとこのあけみちゃんとさとみちゃんと、三日間だけ過ごしました。おじさんに、苺狩りへ連れて行ってもらいました。苺畑はものすごくきれいで、畑の中では自由に苺が食べられるのです。生まれて初めてこんなにおいしい苺を食べました。みんなと笑いながら苺をつんだ時間は、あっという間に過ぎました。
次の三日は、おじさんとおばさんの家でお世話になりました。そして、いとこのウーゴとラモン、エレナにも会えました。三人とも私より年上で、三人ともボリビアで生まれ、今は日本で頑張っています。
スキー場、スケート場、ショッピングや野口英世の記念館、世界のガラス館や、猪苗代湖へ行ってきました。「たきざくら」という見春町のものすごくきれいな所へ連れて行ってもらいました。冬なので桜はまだ咲いていませんでしたが、いつかまた来て「桜が見たいなあ」と、思いました。
日本に来てから沢山のよい思い出ができ、その中で一番感動したことはなんだろうと、何回も頭の中で考えました。日本の文化、自然、テクノロジー、全部すごいと思いました。日本は、このボリビアよりすごく進んでいる国でテクノロジーやシステムがとても進んでいます。そして、日本人はまじめできちょうめんな人達です。その上、頑張る気持ちは見事ですばらしいことだと思います。
博物館へ行った時、日本の歴史を学ぶことができました。それで、昔からどんなにして日本人が進んできたのか、どうやって先進国の仲間入りをしたのか、わかりました。一ヶ月間日本で過ごした毎日は、本当に楽しくあっという間に過ぎました。
先生やJICAの人達に感謝しています。日本へ行ったおかげで日本語の大切さもわかりました。日本語の研修生のみんなと会話ができ、沢山の友達を作れました。そしてみんなといっしょに沢山の忘れられない日本での楽しい、悲しい、嬉しい思い出が作れたのです。
この経験は、一生私の宝になっていくことでしょう。
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日本での楽しかった一ヶ月
ヌエバ・エスペランサ日本語学校
8年 知花 歩
僕は、1月8日、日本、JICA生徒研修で日本に行きました。
最初は、ビルビル空港からサンパウロ空港へ行き、そこでみんなと合流し一緒にトロントの空港へ行きました。そこでほとんどの人と知り合い、友達になりました。そして友達になった人達とトランプをして遊びました。
それからトロントの空港から成田空港へ行きました。成田空港に着いたとき、おしりがいたかったです。それからバスに乗りJICA横浜国際センターへ行きました。
日本は、冬で、とても寒くて、手や耳がいたかったです。息をすうと鼻がいたかったです。
最初の一週間は、自己紹介、オリエンテーションやプロジェクトワークなどをしました。プロジェクトワークでは、日本人がどうして移住したのかを勉強しました。
日曜日は、自由だったのでおじさんと秋葉原へいきました。そこには、電気製品がたくさんありました。
次の一週間は、研修旅行で行ったところは温泉でした。僕は、温泉へは、入らずおふろの水をためているときおもしろいテレビ番組をやっていたので見ていました。そしておふろに行ったときは、水があふれていました。
その週の日曜日は、ディズニーランドへ行きました。僕達は、ジェットコースターがおもしろかったので何回も乗りました。そして昼ごはんを食べてからコーヒーカップに乗りました。終わったときは、気持悪かったです。それからまたジェットコースターに乗りました。ジェットコースターにたくさん乗って楽しかったです。
次の日から日本の中学校に一週間体験入学をしました。僕のグループは、ブラジルからさとしくん、えみさん、あけみさん、アルゼンチンからダニエラさん、パラグアイからさおりさんとボリビアからは、僕一人でした。僕達は、本牧中学校へ毎日バスで通いました。本牧中学校の生徒たちは、親切ですぐ友達になれました。
次の一週間は沖縄にホームステイに行きました。沖縄の海は、みんなが言ったとおりとてもきれいでした。沖縄についたとき2年ぶりにおじいちゃんとおばあちゃんにあいました。車でよみたん町にむかっているとちゅうおばあちゃんが「沖縄の海、キレイでしょ。でも冬の海より夏の海のほうがもっとキレイだよ。」と言いました。僕は、夏の海も見たいなあと思いました。
沖縄にいる山城のおじさんと一緒に『ぎょくせんどう』へ行きました。『ぎょくせんどう』の石は、数年に数センチのびるそうです。それから『ぎょくせんどう』でエイサーのおどりも見ました。とてもすごかったです。さすがウチナンチューだなあと思いました。
それから沖縄のおじいちゃんと日本一大きい水族館へ行きました。そこでイルカショーを見ました。すばらしかったです。そして最後の日におばあちゃんの家でやき肉を食べました。肉は、うすくて、やわらかかったです。
ホームステイから帰ってきてからの一週間は、作文教室やプロジェクトワークなどをやりました。作文教室では、この研修で一番楽しかったことを書きました。最後のプロジェクトワークでは、今まで自分たちでしらべたものを発表しました。
帰る前にみんなでお別れパーティーをしました。
いよいよ2月9日がやってきました。その日は、日本とのお別れの日でした。成田空港からトロントの空港へ行きました。トロントの空港で次の便を待っているとき、友達とトイレへ行っていました。あわてて入ったトイレは、なんと女子トイレだったのです。僕はあわててトイレから出ました。はずかしかったです。
次の便がきてトロントの空港からサンパウロの空港へ行きました。僕とアルゼンチンの海くんは、ブラジルのビザがきれていました。僕は、一人で国に帰ることになりました。でも無事ボリビアに帰ることができました。
日本での1ヶ月間とても楽しかったです。
多くの人達と出会い、友達になりました。そしてたくさんのことを学びました。なにもかもがはじめての体験で、一生忘れられないと思います。
今僕は、日本での研修のことを家族や友達に話すことができ、とても感謝してます。ありがとうございました。
日本語学校生徒研修に参加して
ラパス補習授業校 木村 圭祐
日本に行くまでの1ヶ月の間、ぼくはぼくの日本語が日本で通じるかどうか、研修生のみんなと仲良くなれるかどうか、日本で迷子になったりしないか、とかいろいろ心配でどきどきしていました。
とくに、日本の中学校に体験入学するのが心配でした。でも、一週間だけでしたが、日本の中学校に実際に行って、日本の中学生たちがどんな風に勉強するのかを見ることができたことは、とてもきちょうな体験になりました。
ボリビアでは小学校でも中学校でも落第することがありますが、日本の中学校では落第がありません。でも、高校に入るために、ものすごく勉強しなければならないようなので、なんだかみんなかわいそうな気がします。ぼくの学校では、毎日勉強の前にお祈りをしますが、日本では宗教の時間はありませんでした。ボリビアはびんぼうなので学校には、体育館やプールはありませんが、日本の中学校はとてもきれいで、いろいろなせつびが整っています。ぼくの学校では毎年の終わりに、机やいすのらくがきをみんなでけして、ニスをみんなでぬります。日本の中学校では毎日みんなが掃除をしていました。いんしょうてきだったのは、先生がまるで生徒の友だちのようだったことです。ぼくの学校では先生たちはとてもきびしいのです。ぼくが体験入学したのは、横浜の大鳥中学校でした。みんなとても親切でいい人たちで、みんなからぼくにすぐに話しかけてきてくれました。勉強したのは、国語、算数、理科、地理、美術、音楽、料理の作り方、英語、体育でした。算数と英語はとても簡単でした。困ったのは、地理の時間でした。日本の地図に川や山を入れるのですが、地図の地名が全部漢字なので、ぼくはぜんぜんわかりませんでした。最後の日に、男の子の友だちが制服のボタンを引きちぎってぼくにくれました。とてもうれしかった。
短い間だったので、ボリビアの中学校と日本の中学校のちがいやにているところについて、はっきり知ることはできませんでしたが、この研修に参加することができなければ、こんな体験はぜったいにできなかったと思います。お世話になった中学校の先生や生徒のみなさん、ありがとうございました。
研修で一番ぼくにとって大切になったのは、いっしょに研修にさんかした三十六人の友達です。研修の間一度もけんかをしませんでした。こんなに仲良くなれるとは思ってもみませんでした。帰りの飛行機で、サンパウロに着くころには、みんな飛行機がずっと着かなければいいのに、と言っていました。お別れの時はみんながすごく泣きました。そしてみんなできっともう一度集まろう、と決めました。こんなすばらしい体験ができる研修を作ってくれたJICAのみなさんにぼくはとても感謝しています。たくさんの中学生がぼくと同じように楽しい体験ができるといいと思います。毎日毎日が楽しい、の一言でした。横浜研修センターの食堂のおばさんやおじさん、食事がとてもおいしかったです。どうもありがとうございました。日本のいちごはボリビアのとちがって、とても甘くておいしかった。JICAのみなさん、ほんとうにありがとうございました。研修がもっと長く続いてほしかったです。