ボリビア日系協会連合会(FENABOJA)
 
>> HOME <<
ボリビア国旗
CASTELLANO〔スペイン語〕
Pagina Incompleta

報告会に集まった日系スカラーシップ1期生、2期生

本協会では5月20日、日系スカラーシップ「夢の実現プロジェクト」の第1期生、第2期生として日本に留学中の13名を、本協会のある神奈川県のJICA横浜に集め、報告会や懇親会、翌21日に行った都内視察を含む「日系スカラーシップ研修会」を実施した。

日系スカラーシップ「夢の実現プロジェクト」は、中南米出身の日系の若者を対象に、具体的な夢の実現を応援するための留学プログラムで、2004年より日本財団の出資を受けて当協会が実施している。日本各地の大学や大学院、専門学校などで、1年間から最長5年間まで奨学金が支給され、現在、1期生の9名に、今年4月に来日したばかりの2期生4名が加わり、計13名が専門知識・技術の習得に励んでいる。

留学生の出身国は、ブラジルがもっとも多く5名、次いでパラグアイから3名、アルゼンチン、ペルー、コロンビア、チリ、ボリビアからそれぞれ1名ずつとなっている。専門分野についても、医学や教育、水産、行政、栄養、服飾、生物化学や木工など、多岐にわたっている。

神戸大学院で循環呼吸器病態学の博士課程に通っている1期生の古木・キシモト・マキ・ファビオラさん(ボリビア)は、「外来から入る患者さんや病棟に入院している患者さんなどに、心エコー診断をしています。今後、さらに勉強を進め、自分の国に役立つような研究を行いたいと思っています」と1年目の留学について報告した。

山口大学で日本語教育を勉強した1期生の伊藤美加クリスチーナさんは、山口県で開催された「外国人によるスピーチコンテスト」で見事優秀賞を受賞したことを報告したほか、「日本人のライフスタイル、考え方、習慣、マナーなど、初めはなんで?と思っていたことも少しずつ理解できるようになりました。日系人でありながら文化の違いにまさかすれ違うとは全く思いませんでしたが、それを気にせず『日系人はブラジルと日本のつながりだ』と思っていますので、このつながりが永久に続くためこの一年間の経験、知識をブラジルの三世、四世達に伝えて行きたいです」と報告した。

また、国際基督教大学院で、修士課程行政学科の勉強をしている1期生の打村明さん(チリ)は、今年の目標として、「今学期は公共政策論、異文化コミュニケーション、戦後日本の政治、行政学などを履修していますが、来年、実際に論文を書くときに備えてしっかりとした準備をしたいと思います」と発表した。

留学生たちにとってこの留学制度は、学業だけでなく、日系人として日本の生活のなかで自らのアイデンティティと向き合うための、非常によい機会になっているようだ。

【移住家族 第424号/2005.6.30】

移住家族のページへ戻る

ボリビア日系協会連合会 / Federación Nacional de Asociaciones Boliviano-Japonesas
Tel:(591-3)333-1452,Fax:(591-3)333-1452,住所:Calle J. Coimbra 57,郵便:Casilla 2006, Santa Cruz-Bolivia,E-mail: fenaboja@cotas.com.bo
”ご意見、感想、身近な出来事・情報・記事(日系社会、日系人、ボリビア〔南米〕に関わる事)を是非お寄せ下さい。”
Copyright © 2002.5-2005 FENABOJA. All Rights Reserved.