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◆移住の歴史・概況、日系人会設立経緯◆ブラジルに向いたグアヤラメリン
グアヤラメリンはボリビアとブラジルの国境になっているマモレ川のほとりに位置し、川を隔てた向こう岸はブラジル領グアジャラミリンである。この二つの町をつなぐ渡し舟は頻繁に行き交い、ボリビア人とブラジル人は、まるで隣町までちょっと買い物に行ってくるといったように、気軽に国境を行き来している。両国の通貨が通用してしまう町でもある。 グアヤラメリンは人口約4万3,000の小さな町ではあるが、町の中心部の雰囲気は近代的で、とてもボリビアの外れにある町とは感じられない。大河の縁に位置する国境の町であり、主要な輸出入港を持つ。そこにはブラジル、サンタクルス、トリニダ方面へ出荷する木材、ブラジルナッツ、ゴムなどの諸物資を積んだ船が多く停泊している。またボリビア海軍の駐屯基地もあり、ボリビアにとって商業面と軍事面における重要な町となっている。 グアヤラメリンは、かつてゴム景気で栄華をきわめたスワレス商会の本部が置かれていたカチュエラ・エスペランサと深いつながりを持つ。そのため、かつてもゴム搬出などの商業活動の拠点としての役割を果たし、行商を行う日本人もいた。今ではその子孫である日系人が300人以上暮らしており、日系人会も存在している。「グアヤラメリン日系人会」は現在会長を務めるマルタ・シゲクニの呼びかけにより、1997年6月に結成された。過去にも何度か日系人組織が設立されたが、種々の事情により会は存続しなかった。現在の日系人会は日系人同士の親睦を主な目的とし、日系人であれば誰でも入会できることになっている。彼らは週に一度ほど会長の自宅に集まり、日本大使館や国内各地の日系人会からの連絡事項を確認し、かつ日本事情などさまざまな情報交換を行なって会員の交流を深めている。そして8月6日のボリビア独立記念日には、日系人会として日本とボリビアの国旗を掲げ、中央広場からメインストリートを行進するという。 現在日系人会には約70名の会員が登録されている。しかし実際に会の活動に参加しているのは40名ほどである。定期的に徴収される会費というものはなく、何かの催しがあるごとに会員が費用を出し合うという仕組みになっている。 1991年に始まった出稼ぎブームによって、グアヤラメリンの日系社会には新しい希望が生まれている。グアヤラメリンからは約20名の日系人が日本へ渡った。彼らは日本で働き、グアヤラメリンに住む家族のために毎月約500ドルから1,000ドルの仕送りを行なった。そして出稼ぎの成果として、四軒の家が新築され、一軒のホテルが建てられた。
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ボリビア日系協会連合会 / Federación Nacional de Asociaciones Boliviano-Japonesas |
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