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ア・ベ・ホタつうしん 毎月1日発行
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発行:サンフアン日ボ協会
発行責任者:日比野正靱
通信

 2007年 3月号 【通巻122号】(一部抜粋)

サンフアン市で水害発生


 
サンフアン市役所によると、1月下旬から2月中旬までの大雨で被害をこうむったのは、市内から70Kmのサンマルティン、ビリャヌエバなどで、家屋の水没や流失する箇所もみられた。2月1日と6日には、アマゾンクラブに協力要請し、泊りがけでボートでの救援活動を行なった。
最も被害が大きかったサンマルティンでは、モタクの小屋が水没し、ある男性はドラム缶の上で3日間救助を待ち、アマゾンクラブのメンバーに助けられている。アヤクチョ以北への道は寸断され、移動手段はトロッコのような鉄道のみの状態だ。
それらの地域で、大きな被害を受けたのは457世帯で、その内、数回にわたる水位の上昇から避難生活を余儀なくされているのは100世帯。それぞれ、エンコナーダや地元でテント生活を送っている。この災害に対して、2月10日にはPMA(世界食糧計画)から457世帯分の食糧約16トン(15日分)が2回に分けて渡された他、ボ国政府援助によるJICAのタンク、毛布、ベネズエラからの食糧と大型排水ポンプ、さらにサンタクルス県庁からも支援物資が届いている。
  2月19日には、日ボ協会と連合婦人会が募った支援物資を届けるため、市役所の指示のもと、アマゾンクラブの吉永 隆さん、森下徹也さん、池田縁利家さん・大作さん、ウゴ・パスさんらがエンコナーダに出向いて、避難生活者に直接手渡し、27日にも、サンマルティンで、援助物資を渡した。
  2月20日現在、浸水は一時引いたが、今後の問題として地区の復旧と住民の移動による土地侵入問題があげられる。また、ヤパカニ河岸地域に畑を所有している者は、果物や大豆などの作物がほぼ全滅し、収穫が見込めない。多少の米が収穫できても、道路が寸断されているため、輸送手段が大きな課題になっている。
  市街地においても災害の恐れがある。センターから1.5Kmほどの距離にあったヤパカニ河も、今回の大雨で河岸が浸食されて750mに接近しており、今後、トゥルビオンが起これば、センター地区への浸水の可能性も出てくる。市役所では、県庁および中央政府に現状の視察とその対策について、早急な対応を要請している。


アマゾンクラブによるボートでの救出活動

アヤクチョ以北の移動手段は鉄道のみ。貨車に物資を満載しての援助活動

「日本人に感謝する」との言葉。エンコナーダでのアマゾンクラブの一行

■日比野会長の所見
  50日に及ぶ長雨と豪雨による災害は、浸水地域の被害ばかりでなく、浸水しなかった地区でも日照不足による大きな被害を及ぼしました。さらに深刻なことは、ヤパカニ河の移住地浸食にあります。10Kmから12Kmにかけてと、23Kmから24Kmにかかる2地域で、ひどい所は30%が浸食されました。
  公館も水害を懸念しており、報告書提出の準備を進めております。センターに近い地域の浸食は、ヤパカニシート流域低地への流入も考えられ、早急な対策が必要であり、市役所と連携を保ちながら、各方面に働きかけを進めなければなりません。

 


 

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