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ア・ベ・ホタつうしん 毎月1日発行
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発行:サンフアン日ボ協会
発行責任者:日比野正靱
通信

 2007年 2月号 【通巻121号】(一部抜粋)

ボリビアのニュース

コカ加工工場の工事開催 (EL DEBER 12月30日、1月8日)
  「神聖なるコカの葉」加工政策の一環として、エボ・モラレス大統領は12月30日、チャパレ地区のラウカ「N」に、第1番目のコカの葉の加工工場の建設を開始した。所要資金は25万ドルで工期は180日となっており、この工場で生産されるのは「Trimate coca-anis-mansanilla」と称するティーパックである。同じ規模の工場が第2番目にはユンガス地区に建設が決定されている。運営は地区のコカ栽培者で運営される。ベネズエラからの資金が100万ドルあり、平行して柑橘並びにコーヒーの処理工場も建設される事になっている。輸出は主にキューバとベネズエラとなっている。また、コカの葉を粉末に加工する工場もできており、コカ粉はパネトン、パンなどに混ぜるためのものであるが、このコカ粉は大部分が麻薬製造の原料として利用されており、ラパス市内(エル・アルト)をはじめ多くの市内でコカ粉を原料としてのコカイン密造が摘発されている。従来は食糧持込みで蚊やブヨが多い山の中でコカの葉を踏んでコカインを作り出す方法であったが、コカの粉末が生産された事によって、市内の住宅内で可能となり、コカインの生産方式も近代化しつつある。

07年度学校始業式 (EL DEBER 1月3日)
  サンタクルス教育支局の発表によれば、すべての学校は1月22日から入学受け付けを開始し、2月5日に開校すると発表した。また、公立校では授業料の徴収は無いが、私立校での授業料の値上げを禁じている。しかし、実際には私立の各学校は月謝を5ドルほど値上げしている。一般的には私立校で月額65ドル、名門私立校では月額130ドルほどである。今年の冬休みは7月5日から20日までと決定されているが、その日程については全国的ではなく、その地区の気候により若干異なることもあり得る。各学校での受付と同時にRUDE(学生登録)も提出する事になったが、サンタクルスではRUDEに関しては提出しない方針。
  また、小学生手当てのボノ・フアンシート・ピント(Bono Juancito Pinto)の支給も50%相当額が支払い実施される予定だ。

ヤパカニ川畔のカバニャに水害 (el norte 1月5日)
  1月4日、ヤパカニ川の鉄砲水で、再びカバニャが流失し14家族が避難せざるを得なくなった。翌日にはさらに増水して流失し、カバニャは6軒のみとなった。カバニャが流された12家族はサンタフェの学校に避難しており、その他は近くの親戚の家に滞在している。被災者は、早期の営業再開を願い、県とサンカルロス市に、ヤパカニ橋の南側の方に電化と整地を要求している。1月6日、橋桁の補強と川の流れを変える工事費としてサンタクルス県庁から百万ボリビアノスが予算化され、SEARPIが施工する事になった。

サ市動物園内に水族館併設 (EL DEBER 1月5日)
  市営ノエル・ケンプ・メルカード動物園内に水族館が併設され、1月5日から一般公開している。しかし、水族館とは「直訳」であり、日本などにあるような大きな水族館ではなく、高さ1メートルほどのガラスで作った「水槽」の中に魚が泳いでいるだけである。「水槽魚展示室」と表現した方が的確かもしれない。魚は主にヤパカニ、イチロ、スルトゥ、パラシオ河から採取した淡水魚で、150種類の4千匹を飼育している。淡水魚の採取には3年の月日を要し、水槽その他の建設経費として1万ドルを要した。

新航空会社が営業 (EL DEBER 1月5日)
  国内便を主にしたアエロリネアス・スドアメリカナス(Aerolineas Sudamericanas)航空会社が、現在操業許可申請中で、2ヵ月後には新規操業すると発表された。
  同航空会社は、130人乗りと160人乗りの2機のチャーター機で操業を開始する。

「ボ日友好の橋」改修工事、あと1ヶ月で完成 (el norte 1月6日)
  ピライ川にかかる「ボリビア・日本友好の橋」の改修工事は、一昨年11月から15ヶ月間の工期で開始し、約300万ドルの予算で工事が進んでいる。現在93%の工事進捗状況であり、あと、1ヶ月ほどで完工する予定である。
  1月5日、6日は午前8時より午後5時まで橋を通行止めにし、片側車線に厚さ5センチメートルのアスファルト舗装工事を施工した。事前に通行止めを通告していたにもかかわらず、当日は約600台の車両が橋の両側に並び待機せざるを得ない事態となった。

エボ大統領にノーベル平和賞を? (EL DEBER 1月11日)
  ニカラグアの大統領の就任式に参加したエボ・モラレス大統領に対してラテン・アメリカ諸国の社会運動団体はエボ・モラレス大統領に2007年度のノーベル平和賞受賞候補者として推薦した。 
  モラレス大統領は推薦された事を「これは我々の政権と社会主義活動がさらに強くなる原動力となり、感謝する」と述べている。今までにモラレス大統領の子供時代に住んだ家が世界遺産になるとか、エボ・モラレスの少年時代から大統領になるまでのドキュメンタリー映画(これは着実に進んでいる)を製作するとか、「全世界の先住民の父」と言う称号を与えるとか、ノーベル平和賞の候補者とか、先住民に関係ある機関からはほめたたえられているが、やはり実績あってのものではなかろうか?


 

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